もりのお気に入りの歌一覧
ながさき
成仏の 成という字は 開くこと 自身の中の 仏界開く
19
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へし切
尋ね来る人もなき夜は淋しやなひとり夕餉に溜め息をつき
27
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まぽりん
背子が生れし豊後の里に立ち添ひて共に見し夜の星わすらえぬ
29
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コーヤ
「まあ綺麗」ツツジ満開その前で撮った写真は我も花なり
24
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詠み人知らず
生温い夏の夕べの縁側に 黄泉の国への 抜け穴がある
18
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恵
キラキラと輝く海を見ておりぬ君に近づく様な日曜
16
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あまおう
オレンジをスマイルカットにしてみせて そんなところに気が利いている
23
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風花
今時のつながり易さに欲が出て音信不通の君検索す
18
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まぽりん
十五夜の浮かぶ淡海に筆執りし式部ゆかりの石山の寺
30
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月虹
この夜のどこかで君の囁きが歌へと昇華す時を見守る
128
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詠み人知らず
大学へ坂を登れば両側に 実直そうな 店主が笑う
14
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林林
オカリナの哀愁漂う音聞こゆドレミドレミがだんだん歌に
17
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恣翁
銅版の景色のごとく 風船の はつ夏の空に青く光れり
25
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恵
糊強き浴衣しゃりしゃり火照りゆく肌にひんやり心地良きかな
27
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へし切
雑草延ふ荒れ果つ里の飯館に明日の花は咲くのだろうか
27
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ながさき
新緑の 銀杏並木は 輝いて 「生きろ、生きよ」と 囁きかける
33
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まちこ
ボリュームを一九にして別れへと行きたくなくても別れへと
8
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月虹
君に詠む歌に魔法をかけたくて恋の呪文をまた口ずさむ
80
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あまおう
打たれたら 即、ずぶ濡れになる雨に 歌を詠んでる 暇潰し駅
23
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へし切
さくら葉の浅きみどりに色はへてそよ風恋ひし初夏の頃
31
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