滝川昌之のお気に入りの歌一覧
こいしかる
恋しぐれ花の雫は香り立ち幼き頬を赤く染めたり
6
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こいしかる
知ってたとバレたら君の関心が失くなるからと噤むわたしは
1
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せてあ
ふみ書きてこころなぐさむ世の中をいきて経たるに我が欠く由ぞ
3
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横井 信
雨の降る前に急いで涼しげなきゅうりの苗を畑に植える
9
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兎桃
吾がマック付喪の神に成れぞかし部品もなしに修理もできず
1
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トウジさん
雫うけ美粧の牡丹横目にし蒼然避けて小止みの町へ
5
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ななかまど
田植え終えまんぞく顔の父と母 時間の岸辺よみがえりくる
14
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神崎 真人
耳澄まし心靜かに過ごす日に かすかに聞こえし春の風の音
5
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草木藍
霧雨にジャスミン匂ふ夜明け前群れ咲く白のほのかに明し
8
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へし切
なみなみと水を張りたる放水路 のどかなるかな釣り人の見ゆ
10
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海野 冬雪
メーテルは女ひとりで死地へ発つ 同じホームか万感の汽笛
2
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西手心黒
連休を指折り数えて待つ君を添えたキリンの絵にも感じて
4
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渡 弘道
ナイルに偽りの桜百億流し江戸を制さん女帝かな
1
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茂作
蝶々のおぼつかなげに飛びにけり 寄りて離れる乙女心や
16
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び わ
行き違い家内と駅で待ち合わせ三時間後連絡とれホッと
3
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継海
玄関の行ってらっしゃい消えた朝不思議な月曜ハナミズキ咲く
6
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横井 信
草むらの小さな花は柔らかに蹴飛ばす石をやさしく包む
13
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美生子
にぎやかな同室患者は退院しひとり数独して過ごす夜
14
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兎桃
吾の知らぬ祖父の残せるトランクに衣を入れて旅へと連れむ
3
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ななかまど
朝一の散歩に脚の目覚めねばアキレス腱を伸ばすは大事
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