加祢のお気に入りの歌一覧
芳立
見なばただ千々にみだれむ柳葉に人だのめなる風ぞきこゆる
16
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悠々
われすでに五十五萬餘の時を過ぎ爲したき事のひとつ殘りぬ
20
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ころすけ
喜んだあなたの笑顔が好きだから月に三度はカレーライスよ
18
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ころすけ
順番に終わってゆけば夜はまた朝の扉を明るく開く
12
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猿ノ丞狂介
山辺ゆく春の旅寝の夢枕ふるき友らの消息もなく
19
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螢子
晴れの国紅き苺をほおばるる三人娘温泉に入る
14
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螢子
獅子舞に武者行列に奴たち海上安全祈りて舞へり
11
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詠み人知らず
農園で子の運びいしトマト苗五つ買へば子のほほゑみし
18
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詠み人知らず
しろかきのあとの田んぼに鷺がきて飛び立つ瞬間カメラにをさめし
15
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ころすけ
うた一つ 愛する人とのものがたり、二つ生きてることのポエジー
13
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三沢左右
あらたまの月のかへるを待ちあへず葉桜わびし黄金週間
13
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浅草大将
千万のこころのはしも一つにて君がゆく手に虹と架からめ
15
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でくのぼう
吾れの居ぬ朝の寢床の枯寂しさに香焚き偲ぶ春の終はりを
26
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でくのぼう
音たてて血は眠らずに立ちてをり継ぐ者なきの負の系譜かな
21
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でくのぼう
死するなら吾の遺骨碎き野に蒔けよ夏には咲きし向日葵の花
19
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笑能子
転寝は喉の渇きで醒めいたり水差しの茶をじわり飲み干し
3
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浅草大将
酒飲めば仮名を違へてあたふたと雲隠れにしいざ酔ひの月
13
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島祝
くろがねもくがねの浪も千々よする昭和も遠くなりにけるかな
15
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芳立
あかねさす日より黄金は眩ませて昼寝の夢ぞみどりならざる
13
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聴雨
行く春を日がな一日君追ひてたとへば画面もすり抜けてゆく
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