千映のお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
嵐山 一度見せたい 叶わずに妻と一緒に 行けぬ悲しさ
21
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へし切
生きゆくは人の情けのひとり旅 袖すりあふも縁と思はば
17
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灰色猫
散っていく 枯れ葉が奏でる 旋律を 冬のベンチで ふたり聞いたね
24
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林林
葉の皿に木の実を盛って小枝箸秋から冬のおままごとかな
17
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みやこうまし
深き夜に歌詠みながら沈みゆく深海魚棲む無の海底に
18
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林林
炊く前にお米に一礼手を合わす八十八の手間を思ひて
22
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あふひ*・○・*
年賀状墨を清酒で溶いて書く清めと祝いの意味合い込めて
22
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へし切
寒空に震えるこころ奮い立て風に向かいて歩を運びゆく
18
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林林
緑から濃い赤鮮やかな赤へと咲き初む椛ほのかな温み
15
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詠み人知らず
感情の波が小振りになってゆく 年輪がまた ひとつ増えたら
15
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桐生賄
突然の別れ ただただ寂しくて 冬の青空 滲んで映る
14
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野々花
「幸せになりなよ」なんて別れ際いい人ぶって君が呟く
10
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夢士
ヒューと吹く風に舞ひ落つ欅の葉追いてころげて子供は風の子
14
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なつを
北国の極寒の冬は厳しくも耐えて必ず来る春を待つ
11
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詠み人知らず
法要の後の食事の一室に小さな子らが よちよち走る
15
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詠み人知らず
缶ビール喫煙ルームに持ち込んで 深呼吸する 憎めないひと
13
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コーヤ
うたのわの心打つうた読みみ入りて織り成す景色浮かべ楽しむ
13
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ゆりこ
くちづけで満ちて溢れてしまうのに 注げぬ 等とはつまらぬこと
8
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恣翁
御堂筋の公孫樹の落ち葉 午後の陽に 旋風の巻きて 薄寒く舞ふ
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詠み人知らず
女神って女のカミさまなんだから ウチの彼女が そうなんだよな
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