吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
灰色猫
真っ直ぐにただ真っ直ぐに歩むことなんでこんなに難しいんだろう
27
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灰色猫
神戸行き切符を失くしもう兄に会えないかもとうろたえる父
17
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詠み人知らず
口縫われ 呑まざるをえぬ言の葉は 無念至極の涙と零れぬ
16
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詠み人知らず
暗雲が立ち込めている時にこそひたすら忍ぶ向日葵となる
13
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Chico
みどりの日 我が草稿に萠えいずる 「 多葉機ふたば 」 水もやらねば
29
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詠み人知らず
羽広げ 頭の中にいる蝶は その名もまんま 蝶形骨
13
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詠み人知らず
万人に受け入れられる歌はなし 私の好みは誰かの地雷
26
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灰色猫
数万の時を渡って刻まれた叡智はヘリさえ神様にする
16
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沙久
青いかもしれないけれどこの道を好きなだけ悔いて生きていこう、と
23
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へし切
この白き都わすれの花かげに偲びしひとの面影を追ふ
34
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へし切
春くれて五月の空は青々と今日よりむかふ夏色の山
32
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灰色猫
地図上の嵐の夜にとおせんぼされても結ぶぼくらはリボン
14
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Chico
春一番 脳内娘まろびきて 「 だいこんあらわぁ! 」 きみも感染?
26
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falcon
春の風な吹きそふきそ葉隱れの名殘の花のいろはかはらじ
15
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Chico
凭れなば支へてくれし淋しさをきみに遺しき 魂ちはふまで
29
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Chico
日だまりの車椅子にてうたた寝の そっとそのはは そっとそのまま
104
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falcon
やはらかに風吹きわたる花のなみ幾重こへきぬ玄鳥のかげ
16
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falcon
白きまでうす紅あはく咲き初むる空にかそけき雲流れゆく
16
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大上
降る花と流る空とを仰ぎ見る舞ひの刹那に生は煌めき
10
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大上
匂ひつつ舞ひ交ふ櫻暮れ春の夜風に醉ふて杯に入る
9
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