吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
Chico
高らかにプレイボールを唱えれば甲子園にて魔物目覚める
23
もっと見る
灰色猫
孤独さを自覚するためスクランブル交差点にて詩を朗読す
23
もっと見る
へし切
明け立てばくれなゐふかき花の色 夏来にけりと今朝初に咲く
31
もっと見る
詠み人知らず
やさぐれは場末の酒場あとにして 側溝に向け 悔恨を吐く
20
もっと見る
詠み人知らず
「さようなら」響きが哀しすぎるから 笑顔に替えてその背を見送る
26
もっと見る
藤久崇
城跡に 雛守る鳥の 声猛く ほの聞こゆる もののふの鬨
18
もっと見る
石川順一
形だけとっても歩が無い将棋だと敗北宣言ためらって居る
13
もっと見る
灰色猫
太陽を崇拝している向日葵は密かに星座になりたがってる
19
もっと見る
灰色猫
宝石の富と眠れる難破船イルカは戯む救難信号
15
もっと見る
詠み人知らず
その胸に汝は Lサイズ包容力たたえて いつも吾甘やかす
14
もっと見る
へし切
風わたる水面はみどり魚はねて燕飛び交い夏は来りぬ
24
もっと見る
沙久
この空に心の紙ヒコーキ乗せる「風をまとってあなたへ届け。」
21
もっと見る
詠み人知らず
語彙ばかり 蓄ひしかども虚しかり 心交はする 言葉とならで
16
もっと見る
松本直哉
夕されば音と香りのたゆたへるさつきの庭の薔薇のアダージョ
12
もっと見る
松本直哉
なつかしき潮の香ぞする小夜ふけて桜木町の駅に立つとき
12
もっと見る
灰色猫
憧れも成りたいものも破壊して純真無垢な歌詠いたい
18
もっと見る
灰色猫
愛してる僕が知ってる君よりももっと深くの君への旅路
20
もっと見る
中野美雄
きみひとり逝くに遺せし言の葉を思いめぐらす青き日暮れに
10
もっと見る
中野美雄
「ああかみさま」と最期に願ひかなへたかと若葉がさやぐ一瞬思ふ
10
もっと見る
灰色猫
言葉とはなんでこんあに儚いの忘れちゃいけない忘れてしまう
20
もっと見る
[1]
<<
489
|
490
|
491
|
492
|
493
|
494
|
495
|
496
|
497
|
498
|
499
>>
[499]