吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
Chico
いつかまた うたのわだちに まつかぜのその「ハルモニア」 よみかへる日に
25
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灰色猫
たそがれの音符をひとつ握りしめスティングレイに叩きつける夜
16
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速魚
若竹に鉈打ち込んで切り尽くし 春を殺めた心地する夜
10
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滝川昌之
しなやかに手首が返り放たれた君のボールがリングを抜けた
20
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inosann
今までもこれからも今この時も何も出来ない事を受け入れ
18
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詠み人知らず
離れゆく ふたつの心見つめたり 桜吹雪のタトゥーなき吾は
15
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詠み人知らず
そのうちに 恐れ多くも 月の縁 滑りて 戯れる子猿なりけり
15
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inosann
人生の小さき嘘や失敗は素直になれば重荷にならぬ
24
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灰色猫
情熱の薔薇のつぼみの乙女子が大都会にて孤独をひらく
19
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灰色猫
厳格に小さな小さな声色でおゆきなさいと水に伝える
13
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詠み人知らず
チリチリと胸焼かれても 突き刺さる視線に耐えて ポーカーフェイス
20
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詠み人知らず
健康も 齢思へば無理せざれ 心ばかりは若くあれども
22
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灰色猫
ミツバチの刺繍をほどこす夏風に私の恋が咲いてもいいよう
25
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灰色猫
本当は爆弾である檸檬たちザ・テレビジョンの表紙を飾る
16
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詠み人知らず
混む電車 狛犬ポジション確保して 地蔵のごとく微動だにせず
27
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灰色猫
コーヒーに溶かされゆく砂糖にも忘れられない故郷がある
21
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灰色猫
正月の餅に走ったひび割れのごとき誤解で砕ける関係
18
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沙久
いびつでも二人して見る月だから甘くまあるい口づけみたい
14
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藤久崇
煙立つ 大路が端の 憂きを耐え しかと黄金の かたばみぞ咲く
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詠み人知らず
絡めども 叱られもせで浮く子猿 月影優しく微笑みけり
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