詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
ひこばえの出し三本さくらんぼ最期のもがきの華やかに咲く
14
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まあさ
今日光る 四月のひかり 存分に 堪能している 草木花華
26
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inosann
娘と手つなぐ彼氏の気配なく恋の夢路に未だ見ぬまま
19
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秋日好
続々と集まる歌は花束にしてあの方に贈りたいので
22
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林林
年一度鯉のぼり立てを覚えてる夫とすっかり忘れてる吾
21
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林林
去る人に寂しと云えず長き文くるくる巻きてバトンのように
16
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林林
去る人に寂しと云えず長き文募る想いは溶けぬ雪かな
20
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林林
去る人に寂しと云えず長き文ゆるゆる書けど時は無常で
20
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みろく
あの日見た映画の中の曲にのせ きみ温める言葉贈るよ
26
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詠み人知らず
早起きし仕事の母へエールだと作って笑う 茶色の弁当
13
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新座の迷い人
墓参をし 兄の遺影に 挨拶し 後は来るまじ 最後の別れ
11
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秋日好
顎の裏に口つけてみれば艶映える首の付け根に指で触れつつ
17
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林林
震えてる肩抱き寄せて手を握りきみ温める言葉贈るよ
22
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秋日好
キーボード触り始めて三年目下手にはならないこの安心感
17
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秋日好
「 」きみ温める言葉贈るよ
15
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恣翁
ポツポツと 雨落ち初めて 小手毬の 遅き花房 微かに震ふ
27
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び わ
大切にガラス細工の宝物わずかなトゲで崩れ散るかも
7
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吉野 鮎
初夏の風渡りゆく鈴懸の若葉にまろぶ光のきらら
13
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吉野 鮎
逆上がり逹成感に紅潮の女兒の頬 初夏の風
16
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君丸
この春は 掴めぬものと諦めり ふさぐ思いに桜舞いちり
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