小夜子のお気に入りの歌一覧
ほたる
野良猫の恋は純なり春の宵 駆け引きもなく戸惑いもなく
7
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ほたる
お化粧を落とせば明日また蘇る。コットンに捨てたマスカラと嘘
8
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ほたる
あの人の大きな鞄の隅っこに潜む心を見たくはないの
8
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ほたる
カーテンに 濾過され夕陽やわらかく わたしの髪と ノートに落ちる
9
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ほたる
ありふれた日常の中に日々ありてどこかなじめず桜また咲く
10
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ほたる
何もかも壊してしまって最初から素足でキュッと踏みしめたい夏
10
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ほたる
悲しみと迷いの中でもがく時人はきっと歌を詠むのです
11
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ほたる
苦しくて歌にも詠めない傷がある。雪が降っても、桜が咲いても。
32
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ほたる
純白のチュチュとサテンのトウシューズ踊る娘の指草若葉なり
11
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ころすけ
こんな日がくるなんて雨の音がする雨の音だけしている二人
16
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まるたまる
色の無い冬を過ごして吾の頬は落ちた口角上がらない春
7
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まるたまる
ときどきはあなたを思い歌を詠むたぶん一生会えない場所で
15
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まるたまる
今日の日がどれほど幸せだったかをいつでもずっと後で知るんだ
43
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まるたまる
こっそりと桜の下に埋めて来た「好き」をあなたに見つけて欲しい
19
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薫智
僕にはね君の笑顔が何よりも力に変わる素と気づいた
16
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ほたる
明日のため塗ったマニキュア剥がれ落ち一人芝居と気付く指先
12
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まるたまる
見られてはいけないメールを削除する大切なもの剥がされていく
11
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詩月恵
目に耳に肌に心に触れるものすべてあなたに繋がっていく
12
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たんぽぽすずめ。
君思う波紋は涙では無くて晴れ間へ続くあたたかな雨
25
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羽
シーソーは傾いている片恋の重さはかなさすべらせながら
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