由良のお気に入りの歌一覧
只野ハル
雨上がり砂の降る朝窓ガラス涙の跡を白く残して
6
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トーヤ
関わっただけで切りたくない縁をいくつもいくつも育てていこう
6
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たんぽぽすずめ。
大木が爆ぜる如きの春雷は二度寝へ誘ひ夢で降る降る
9
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螢子
咲く花に袋被せる我の手は緑の指となりたいなりたい
5
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たんぽぽすずめ。
空白を埋めているのは君思う確信犯の下心です
7
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浅草大将
胸込むる春の愁のかげろふもあるかなきかに思ふ日やある
7
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あひる
眉山を強く描けり己が手で家族を守ると決めし朝に
3
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氷吹郎女@停止中
幼子が両手で砂を掬うように白木蓮の蕾ふくらむ
14
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トーヤ
溶けてそうな音を流して走る今日期待と不安と不安と願い
5
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薫智
世界では崩壊の危機が迫っててけれど宴は終わらず続き
11
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浅草大将
東路に迷ふこのみは芽も吹かず行くもかた野の花のふる里
7
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光源氏
とぶらはば我がのちの世の櫻花こまやかなるを誰か見るべき
13
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たんぽぽすずめ。
片恋を花の筏へ乗せたれば川の乱れを詠めでたたずみ
8
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詠み人知らず
君は歌う宇宙の底の底の底ほのかに溜まるひかりの中で
7
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村木美月
瑠璃色の雨が降ってる午前五時 決壊していく脆いプライド
7
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悠々
微温的人生たりしと思わねど消えざる炎わが胸を灼く
16
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たんぽぽすずめ。
本当に好きな人だけキスすれば死ぬまで何もいらないだろう
5
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浅草大将
烏羽玉のクロンシュタットあけそめて空に流るる血潮再び
9
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トーヤ
十分は光のように過ぎてった飲み込んでいた(きみがすきです)
21
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薫智
繋いだ手その温もりがありがたい触れる体温均等になる
12
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