詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
新緑の風に大きく深呼吸歳の差あるも心は一つ
18
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葱りんと
イライラし 怒ってばかりの 母親も 「好き」って言うんだ 子供は広い
22
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己利善慮鬼
キャンパスを削るようなる雷雨にて冷たき窓に思えるか君
6
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桐生賄
就活に 欠かせないのが 要普免 取れるだろうか 娘が心配だ
22
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滝川昌之
不意にきた雷雨に水を得た鯉は龍を目指して空翔けあがる
22
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松本直哉
行く春の生駒のやまの夕暮れの蒼みをおびてかすみたなびく
10
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詠み人知らず
明日また天気になあれ!と靴飛ばす小さき影が夕陽を抜き去る
10
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千映
京の街和菓子の試食外国のお人の箸が止まらない
9
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千映
桜えび効能知って膳の上しらす押しのけ鎮座している
15
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千映
毛羽だったパフに見えます八重桜ありがとうねの声また掛ける
14
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九條千鶴
銀色の簾の雨をかき分けてあの人がまつ家へと帰る
8
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詠み人知らず
祖父母へとお菓子をお供に おもてなし 夫婦の鯉が桃花の波越え
9
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千葉 甫
折々に屋根の端から青空の風に出てくる鯉幟の尾
7
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恣翁
「半熟のボイルドエッグが食べたい。」と きみ温める言葉贈るよ
22
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石川順一
夕暮れのマグマの噴出警戒しビルマの独立闘士を思ふ
12
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石川順一
ヤングラブ二度目はサザンに切り替えてストリート歩き少し汗ばむ
15
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石川順一
悲愴曲長らく聞いて居ないから封筒買いに行くのも難儀
14
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野々花
あの声がオオルリですと教えられ桜の枝に耳傾ける
19
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秋日好
海の方明日は遠出をするという結婚記念日控えたおねだり
22
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inosann
清廉な顔して批判くりかえせ飛去来器にて砕かれるまで
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