詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
春くれて五月の空は青々と今日よりむかふ夏色の山
32
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灰色猫
風を知る庭師の傷のてのひらに破れることなき花手袋を
24
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灰色猫
天界へ通ずるような白木蓮ふしぎな感覚香りひろがる
19
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灰色猫
ちくちくと素肌を芝生に横たえて焼けゆく肌が迎えるはつなつ
24
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灰色猫
太陽と埃を吸って生きてきた気づけば光りはあなたと共に
18
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灰色猫
卓に伏し闇へと伸ばす己が手にしかと握られ振り払われるのだ
15
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石川順一
アルバムの曲を全部聞き歴史知るソロの命とチームの命
11
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石川順一
充電は点滅起こり黄緑の色が深夜をずっと付いて居る
12
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石川順一
もつ煮込みどて煮の違ひが分からない大根も混じり味噌は薄めで
12
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葱りんと
ハサミをば 娘に渡す 「花活けて」 クリスマスローズ 躊躇せず切る
15
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千映
京の街レンタル着物が蔓延って盆踊りの浴衣のごとく
15
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然景
新緑も ツツジもヤマブキもパンジーも 青空に映え 目をうばわれるひと時
7
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コーヤ
移ろいは絵巻の如く鮮やかで人の心に夢を抱かせ
25
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コーヤ
吹く風にさらさらさらと小手毬が音もさやかに春を奏でて
19
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松本直哉
ねぎ刻む春の厨にあさり貝ちからのかぎり潮吹くしぶき
15
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滝川昌之
役目終え 老いコイノボリはもう一度 河原の空を仲間とゆれる
31
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夢士
春深し藤の花房風に揺れデイサービスの人や集ひて
18
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千映
今の母花より漢字興味ある庭みて褒めることもしないし
11
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千映
大手毬虫喰い穴の葉が泣いて謝りながら薬噴霧す
12
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千映
不真面目と真面目の落差年ごとに君はそれを愉しんでいる
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