あきのお気に入りの歌一覧
ぎんこ
遠花火音を背に聞き坂おりる私がいないといけない場所へ
16
もっと見る
元円
哀しみは二日遅れで戸を叩く心の鍵が緩むのをみて
12
もっと見る
みやこうまし
花咲かせ風船かずら窓飾り夏の思い出袋に詰めぬ
12
もっと見る
たんぽぽすずめ。
ドラえもん描かれている急行の扉が開く時のためらい
23
もっと見る
聴雨
風かよひ花より落つる朝つゆはよべの雨かなわが涙かな
14
もっと見る
さる
聞き方が悪しといふも言い方の誤ちもあり人のうわさは
6
もっと見る
詠み人知らず
残り火を ほのかに蒼く 頼りなく 灯し続ける 胸の灯籠
11
もっと見る
元円
カウンターふたつ隣のOLの愚痴にうなずき飲むこともある
6
もっと見る
千巻
風強し雨に包まる丸の内熱は流され夏が過ぎゆく
5
もっと見る
ぎんこ
ゆく夏を惜しむ間もなく二羽の蝶追いかけじゃれ合い 空の高みへ
7
もっと見る
みやこうまし
木々透かし西日通れば蜘蛛の糸きらきら燃えて光り織りなす
15
もっと見る
あそびくも
耳あまくする言の裏かくれつる心を知りせば靡かぬものを
13
もっと見る
冬野 凪
月翳り重力に負けた僕たちは打ちひしがれて芝生をむしる
5
もっと見る
只野ハル
降り出せば入れ止めば出しままならぬ洗濯物は落ち着けなくて
3
もっと見る
恣翁
冬青の木の 根元を蟻に 引かれゆく 屍となりし 雀蜂観る
21
もっと見る
三連星
振り下ろす棒はきれいに真ん中へパッと広がるスイカと笑顔
4
もっと見る
陽だまり
傷つきし胸にあてたし掌戻つておいで言葉はいらぬ
2
もっと見る
jin
その先にあるものはただ目に見えず触れさえ出来ぬ思いひとひら
3
もっと見る
沙枝
あの山を越えてまだまだずっと先 僕が世界と呼んでいる場所
5
もっと見る
只野ハル
不意に過去が甦りバランスが崩れてしゃがみ込んだ綱渡り
3
もっと見る
[1]
<<
476
|
477
|
478
|
479
|
480
|
481
|
482
|
483
|
484
|
485
|
486
>>
[486]