あきのお気に入りの歌一覧
薫智
喧騒のどこかに置き忘れてきた僕のアンテナ声にならない
6
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黒きノラ
夜に咲く花火が照らす君の顔今に爆ぜるか我が心の臟
1
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真山千展
今よりも昔が大事忘れない布団の中で噛み締めたこと
2
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七色コイン
守るべき者があっては死ねもせず紙風船を投げつけた夜
24
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たえなかすず
あちこちに寄り道をしたわたくしのスカートの裾まだまだながい
2
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篠原
鬱憤と共に吐き出す紫煙さえ 私を置いて 格子の先へ
4
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真山千展
恥ずかしい記憶を思い出している首を震わせ戻る現実
2
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詠み人知らず
Yシャツに 柔軟剤の にほひする 守られし君 奪いたくなる
8
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まるえふ
そんなにさがっつかなくていいからさこっちに来てよ短歌とかどう
10
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陽だまり
薄蒼い月光照らす街の燈がぽわりとまあるい星屑のやう
4
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只野ハル
猛暑日に流した汗の記憶さえ留まる前に褪せて消え去く
1
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由良
癒し系って言われる笑顔に隠された君の苦しみ解りたいです
3
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河のほとり
露すがる草木の底に暮れゆけば霧のかなたの山鳥のこゑ
8
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由良
もう少し早く出会えたらって思うけど今会えた事に意味がありそう
10
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みやこうまし
滝のごと夕立降れば本願寺太き柱の陰に宿れり
13
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ゆうくん
一粒の 露に始まる 雨の曲 霧に隠れて 秋を奏でて
2
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まるたまる
君と住む部屋の間取りを考えて満足したら破いて捨てる
15
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光源氏
柔肌を紅く染めやる河原町紐を持つ手はほのかに震へ
6
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只野ハル
蜻蛉追い夕陽涼風野辺の路虫取り網をすり抜けた夏
7
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あそびくも
初秋のながめに猫の雨宿りあくびを分かつ友となりぬる
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