詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
息吹です口から風と言霊が零れてしまって嘘も誠も
16
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灰色猫
君の名を遥か前世で探したよ何光年でも君を歌って
23
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灰色猫
ただ「否」の刻まれている墓碑銘に死して抗う反逆を知る
20
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石川順一
粥すする夜明けに零れるアルコール意志の優先眩しい五月
6
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夢士
子嵐の去りて夕暮れ蝉しぐれ一息つきてうたのわの園
20
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へし切
鳴く蝉のいつしか声の変はりたるあはれ聞くとや秋の夕ぐれ
26
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滝川昌之
期待した息子二人は外食で妻と見上げる素麺の山
27
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詠み人知らず
わがままな夏の思い出作れずにいが栗拾う早すぎる秋
23
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秋日好
腰をさげ細提灯手に踊る君笠に隠れて女舞添う
16
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秋日好
賞味期限存在しない駄菓子屋の祖母の後ろをついて廻って
4
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まあさ
混乱の なか始まった 夏休み 被災地の子ら 絵日記を抱く
20
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inosann
本当の正義は誰も知らないでその成す成果に真は問われる
24
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詠み人知らず
剣太刀 生まれ日ごとの紋の中 我が名刻めば気も華やぐべし
12
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詠み人知らず
高光る真日に 心も放たれて 恋する時ぞ 夏は楽しき
23
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石川順一
公の意義静止画を撮り動画撮る母は子供を監督すべし
9
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石川順一
負傷する足の指など気にせずに夜を駆け抜け盆踊り見る
14
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詠み人知らず
生け雜草 道端ありし草花を 少しゐただき 彩りと生け
8
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滝川昌之
加速度がついて減りゆく夏休み ジタバタはじめる蝉も子供も
22
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へし切
いたづらに過ぐるひと日は味気なく今日を憂きとや三十一文字に
26
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ながさき
過酷なる 風雨に耐へて 二千年 命をつなぎ 岩盤に立つ
31
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