夢月のお気に入りの歌一覧
千映
八重咲の桜の色の艶やかに紛れ込んでる日舞の世界
5
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由縁
青梅の落果拾えばびろうどの 手触り愛しすがすがしき色
10
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薫智
君想いとらわれていく海底で溺れてるよう息ができない
6
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ゆり
靴履こうドアを出るんだ重すぎる部屋の空気を風に捨てたい
14
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ゆり
熱風の吹く商店街アジサイはおそるおそるとあたりうかがう
9
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綾翔
愛しやと君の囁く蜜の香に蕩けし我が身は傷物林檎
9
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半格斎
花筏分け行くおしどり陽のなかを 春惜しみつつ 春惜しみつつ
16
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聴雨
花いろをくれなゐに染め雨に恋ひ散りて真白な花筏かな
14
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河のほとり
藤の花にほひふかくしうち靡く風のゆくへにゆかしきや何
12
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河のほとり
その庭のなごりは躑躅ばかりにて在りし宿りを誰か知るべき
20
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秋日好
昼下がり心の在り処も知らずして夢の合間に挟むくちづけ
14
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秋日好
胸板に口唇鎖骨の走る線それもあなたのものだけじゃない
8
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秋日好
つるの声御簾の狭間に聞こゆれば愛の夢とも子守唄とも
14
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秋日好
つやつやで冷たいようで温かい両手の白い牡丹の存在
15
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恣翁
麦秋に 微雨肌寒き奥の庭 人訪れで 柳垂れたり
17
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林林
そよぐ風追いかけっこの子どもたち矢車回り鯉のぼり舞う
14
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コーヤ
「綺麗だね」ひとりひとりが立ち止まる凛々しい姿芍薬の花
8
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緑川夜枝
眠れない夜は夢見ることさえも 忘れて明日の足音を聞く
4
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ゆり
すりガラス暖かな黄色広がって開ければ月が微笑んで居る
10
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光源氏
春ごとの花に浮き名を流せどもわびしく泥む赤きグラスに
15
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