まがねのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
嘆きなど未消化のまま歌にして面と向かわずみじめさかわす
13
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みやこうまし
末枯し落ち葉踏みつつ弔問の思いを捧ぐ秋の終焉
7
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桜園
われ書きし作品評が載せられて嬉しく幾度もみつめておりぬ
27
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あまおう
この狭いこたつの世界一杯に飽和している幸せな冬
20
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卯月
火の鳥よ瓦礫の中で甦れ本のかたちは失われても
3
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いちにのパッパ
コーヒーを豆から挽いて淹れるのは五歳と二歳のビッグイベント
10
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いちにのパッパ
ごくたまに君が素直に言うことをきくときママは少し溶けそう
13
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みやこうまし
「門」に入り人生如何にと求道の道を歩めど未だ「これから」
12
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みやこうまし
木枯らしに白砂を駆ける枯れ落ち葉群れて泳げる小魚のよう
11
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卯月
古き日の歌を忘れてぼくたちは大きな栗の木の下にいる
6
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遠井 海
おたふくの我が子を人に預けつつ不甲斐なき母他人の子を看る
22
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いちにのパッパ
「さいごね」と言えば二歳はしたたかにチョコクッキーを四つ手にする
7
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あまおう
はつゆきにブーツすべらせ両翼でバランスを取るきみはしらとり
23
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詠み人知らず
お堂まで母を背負いてその質感 まだ生きるぞと我に語りし
18
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あまおう
いとおしい気持ちが白い息となり隠しきれない初雪ですね
20
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みやこうまし
さざれ石の落ち葉浮かべる御所の道揺れぬ大海に舟遊ぶよう
8
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みやこうまし
朽ちるとも色香とどめてそれぞれに美しく散れと紅葉は語る
7
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あまおう
龍の吐く炎真白き雲海に銀の鱗の剥がれては雪
21
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あまおう
透明な林檎をかじるきみの目が虚ろに閉じる退屈な毒
12
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いちにのパッパ
噴水は冬でも虹を描くでしょおひさまがほら微笑むときに
4
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