煩悩のお気に入りの歌一覧
灰色猫
悦びに出会えたんだと泣きだした君の鼻水までも愛しい
27
もっと見る
滝川昌之
忍耐で付ける心の力こぶ下げた頭で見つめる大地
27
もっと見る
へし切
ひとの道ときには曇り時雨るともこころは常に蒼天ぞ見ゆ
19
もっと見る
ひよこ豆
ぴったりと車の窓に張り付いて何処へお出かけ もみじの葉っぱ
16
もっと見る
横井 信
色変わる池のほとりの桜葉を雨に打たれて見上げて歩く
12
もっと見る
滝川昌之
「年末は帰る」子からの知らせ来て感応式の灯が居間に点く
19
もっと見る
灰色猫
忠犬ですけど銅像ですぴかぴかに洗ってくれる雨が好きです
23
もっと見る
しずく☆・.…。
灯台が 暗闇を指す 岬から 今宵の心の 旅を船出す
22
もっと見る
ひよこ豆
「ただいま」と灯りともせば今朝のまま一つの湯呑みテーブルの上
26
もっと見る
ひよこ豆
重い腰動かす度に「どっこいしょ」笑ってくれる温もり何処
20
もっと見る
へし切
いにしへの小鍛冶が技や 黒鉄のひかりは 月を纏ひけるかな
21
もっと見る
ひよこ豆
「淋しい」と声にのせたら負けそうでそっと歌詠む独りの夜に
28
もっと見る
横井 信
ため息に曇るガラスの向こう側 深まる秋を静かに纏う
15
もっと見る
滝川昌之
紅い実は補色の緑の葉に映えるナナカマドって秋の画才は
16
もっと見る
灰色猫
太陽が共犯でした焦がれゆく渚でふたり恋に狂って
18
もっと見る
横井 信
秋風に優しく揺れる道草を蹴り上げてみるぼやけた視界
6
もっと見る
横井 信
窓の外 柔らかく降るしぐれ雨静かに聴いてゆっくり眠る
12
もっと見る
灰色猫
辻斬りをしているみたい桜枝を秘かに手折る月のない夜
21
もっと見る
滝川昌之
知らぬ地で道を尋ねる行く先と別の温みも受け取りたくて
22
もっと見る
ひよこ豆
足音がガシュカシャゴシュとリズムとる晩秋の路 木漏れ日の中
14
もっと見る
[1]
<<
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
>>
[169]