藍子のお気に入りの歌一覧
横井 信
暑き夏 青空に雲かき混ぜる風を呼びたい炎天を行く
12
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横井 信
1日の言葉を集め覗き込む僕の心に浮かんだかたち
13
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横井 信
楽しみな休みの前の暑い夏要らぬ忠告いつまで続く
12
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夢士
炎天下そこのけそこのけ邪魔するな吾の走るさきよ鳩の群れ
13
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夢士
蝉の子よそっちは道路だ危ないぞ吾の手にのり街路樹の幹
22
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夢士
太古の実薬師の池の花開く大賀の蓮や文月の声
21
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夢士
手のひらの雨蛙見る孫の顔ぴょんと跳ね来てきゃっと逃げ行く
16
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夢士
地を揺する土砂に襲われ散る命成す術もなく無念の涙
16
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可不可
山よりも海派だけど 人魚より不細工 でも自分の脚すき
8
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可不可
人けない頃みはからひ神様が自慢の番犬はなつドッグラン
9
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可不可
拳骨とビンタに挟まれたチョキ 蹴ったり絞めたり勝ち逃げる脚
8
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可不可
鬼の腕かかへ飛び去る鬼の背を 追ふ武士の心にも鬼
10
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可不可
海の底ひかる生き物うづ巻いて 幼な帝は飽きませぬ様
8
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滝川昌之
炎天下 憩うもの無き公園でやぐらは手際よく組まれゆき
26
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滝川昌之
海風を嗅いで歩けば渋滞の同じ車に三度抜かれて
24
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滝川昌之
街灯の夜会に踊りつかれては真夏の恋に尽きる虫たち
23
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滝川昌之
上書きのされぬ記憶が燻れば迎え火の中に過ぎし日求め
23
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滝川昌之
被災地の対策練るのは会議室 汗に渇きに触れぬ識者が
29
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ひよこ豆
道端の境の隙間真っすぐに暑さ蹴散らしスギナ並びぬ
27
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ひよこ豆
早朝に昨夜に詠んだ歌をみる稚拙な歌に消したくなって
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