夢月のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
マンションの西日の反射 木々の青 窓の向こうは 短い絵画
14
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夢士
名も知らぬ野に咲く花は数あれど踏まれ生き抜きその名を残す
20
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天野鷹秋
犬が好きトマトが嫌い人見知り過去問解けばわかると思った
8
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柚々
衣替え君と出会った夏が来る出さずにしまうあの日着た服
10
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恵
夜桜の水面に映る桃色よたゆたう影に我を重ねん
18
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聴雨
笛の音と昭和レトロなたんものと赤焼きなじむ白壁の蔵
14
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まぽりん
来ぬ人を待宵草のゆふ闇に花さへ咲きぬかれゆくものを
28
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まぽりん
咲きもあへずほろほろ散りぬ白椿やがて消ぬべき雪の恋路に
29
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まぽりん
眉月のおぼろに見ゆる面影にわれやまどはむ春の夜の夢
42
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寧々
花々が咲き亂れてる廢屋に棄てておかれし赤い自轉車
12
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いろはに
白い線 はみ出した足 笑う君 ふたりぼっちの世界 眩しい
4
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まぽりん
逢ふ瀬なみ恋ひぞつもりてふぢの花うらむらさきに心染めける
37
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コーヤ
雨あがり若葉の上の水玉が真珠になって光り輝く
17
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緑川夜枝
人魚ではない私たちもう泳げない 岸辺に着く夢だけを見ている
4
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緑川夜枝
理屈じゃない私たち今恋してる 屁理屈かもね恋は猛毒
4
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緑川夜枝
水々しい内に冷凍庫に隠す好き 体積はもう膨らんでいる
4
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詠み人知らず
ふたりきり少ない呼吸をわけ合って口づけをした月の裏側
3
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あまおう
さよならを言われたことはあるけれど 言ったことなどなくて理不尽
30
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片井俊二
水鳥の羽にはじける水滴は遠くきらめく青春のとき
8
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恣翁
奥山の春は今ぞと 名告るがに 躑躅の群の燃え立てるかな
21
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