詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
卯月
白壁に虹を映してしゃぼん玉真昼の青に舞い上がりゆく
7
もっと見る
みなま
この音がやっぱりクワドリフォリオよねハイテンションに駆け抜ける道
8
もっと見る
日向猫
嵐去り渡る涼風ひと揺らぎ はや頭垂る稲穂の恵み
18
もっと見る
たんぽぽすずめ。
埃とて積もれば棚の上で土に変わりて宿す雑草の花
9
もっと見る
みやこうまし
百日紅猛暑の中でより紅く咲き盛りたり 夏の女王や
9
もっと見る
日向猫
無花果の果肉の色の柔らかさ優しい甘さ濃厚な余韻
14
もっと見る
恣翁
今こそと はやる思ひは止め処無く 狂ほしきまで精を放ちつ
22
もっと見る
高見澤マツノ
欠けてゆく下弦の月は不機嫌に口角下げて泣き出しそうで
16
もっと見る
たんぽぽすずめ。
銀河とか覗き見るより君の目を見つめる方が感じる宇宙
8
もっと見る
日向猫
「ほんたうのさいはひ」のため己が身は大循環の風となるとも
18
もっと見る
たんぽぽすずめ。
離れても胸のぬくみを抱きとめるように佇む初秋の夜かな
7
もっと見る
まぽりん
差しのべし御手にゆだねて恋ひわたる小川よぬるき夏の風吹く
25
もっと見る
たんぽぽすずめ。
秋薫る夜風抱くほど遠のいて華やぐ君へ悲しさが増す
10
もっと見る
日向猫
猫の尾が右に左に揺れるのも心伝える言葉なんだね
19
もっと見る
恣翁
竹叢を渡る青北風 潮騒に似たる葉擦れを さやがするかな
26
もっと見る
日向猫
軽々と宇宙の色を宿すものピンセットの先雲母の薄片
30
もっと見る
もなca
ひっそりとしづもる雨の庭隅に夏の終わりのつゆ草の青
19
もっと見る
村上 喬
「電話して」の言葉置き去りにとぼとぼと歩く裏路地に猫がいっぴき
12
もっと見る
葉月きらら☆
なめらかに背中をたどるその指をもういい加減忘れたいのに
19
もっと見る
木綿
満月が喉につかえているようで今夜は何も言わないでおく
16
もっと見る
[1]
<<
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
>>
[57]