煩悩のお気に入りの歌一覧
横井 信
夕暮れの空を見上げてもう一歩 許されるなら前へ進もう
9
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横井 信
知らずともわかるのだろう優しさは 花の名前を僕は知りたい
14
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横井 信
電線でスズメは見てる柔らかく夕陽を弾きかがやく刈穂
11
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灰色猫
美しい歌集に眠る憧れの一首と恋に落ちゆく日課
27
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滝川昌之
枯れてなお倒れずにある道草の根力に知る生の執着
20
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へし切
茜さす夕日の中に 君の名を 呼べばまた 君に逢えるだろうか
21
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横井 信
忍びよる冬の足おと暗闇に染み込む雨の山茶花の花
14
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灰色猫
破れては潰れる靴にワッペンを白い翼を縫いつけてるの
20
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滝川昌之
人生の帰り道だと夕焼けに目立つ白髪の君と並んで
20
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石川順一
右足の膝の近くのかさぶたに気付けば何かにぶつけた記憶
9
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石川順一
頂上を目指す幼虫小枝には幼き葉と居る芋虫である
9
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石川順一
昼餉食べパンを買ったり日常の雑貨品店空は快晴
7
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石川順一
最近は御飯の中に納豆が置かれてありぬ親子丼でも
9
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石川順一
これからは越冬サナギか可憐なる細き糸見え細き命よ
20
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横井 信
柔らかく朝陽の照らす斜面には色づくみかん 熟れてかがやく
7
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灰色猫
ゼロ戦は撃墜されて安らかに漁礁となって眠るのですね
19
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滝川昌之
本格を売りにしているカレー屋の隣で蕎麦屋のカレーを食べる
19
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しずく☆・.…。
懸命に 月まで走れ 退屈が 目に映らなく なるまで疾く
26
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へし切
老いそめて ひとり生きるは淋しくて 冬立つ日には なほ 侘びしかり
22
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横井 信
一筋の飛行機雲が描かれる空の広さを確かめながら
16
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