ミミンガのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
逝くまえに目で会話した父さんと 同じかたちの指を見ている
40
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おとめつばき
好きなのは 休日の雨、古いギター、夏のつめたい床で寝ること
17
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詠み人知らず
もくもくとご飯を食べる老夫婦そろいているをたしなむようぞ
14
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みなま
焼け焦げのトースト半分いぬの腹に残りは雀のめぐみとなせり
13
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コーヤ
宝石がちりばめ光る夜景色ホテルの食事美味しさを増す
9
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へし切
風そよぐはつ夏の空なほ青く若葉輝き生気の満つる
31
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へし切
尋ね来る人もなき夜は淋しやなひとり夕餉に溜め息をつき
27
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詠み人知らず
メモ帳に自分で書いたあせるなを開いては見る闘病の日々
24
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林林
横風に煽られ降りし雀の子向きを直してまた飛び立ちぬ
33
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穂浪
「手伝って」その一言がいえなくて少し哀しい主婦のプライド
16
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穂浪
道すがらキラキラ星を歌う子よ調子はずれに笑みを誘いて
8
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詠み人知らず
昼食に流れる寿司を食べながら きみと一度も来てないと知る
18
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夢月
五月雨に濡れて花色艶めきて庭の躑躅なほ美しきかな
23
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コーヤ
時流れ春が過ぎゆく雨あがり笑顔あふれる紫陽花を見た
14
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コーヤ
はらはらとバラの花びら散りゆきて花の模様のじゅうたんになる
17
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風花
気力まで吸い取られ行く白き部屋彩り満たさむ君運ぶ花
21
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林林
野の花に しゃがみて初めて気がついた名は知らねども可憐に健気に
20
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詠み人知らず
おみくじを折りてたたみぬ女子の手が力のいりて深く願わん
10
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詠み人知らず
遠い夏君と歩いた田舎道 青い匂いの麦わら帽子
24
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詠み人知らず
おかわりをせぬようになりお茶碗も年老いて見ゆ父の夕餉よ
18
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