まがねのお気に入りの歌一覧
桜園
懸命に実母を介護せしことの姑に生かせし時のきたり
15
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きびなご
さりげなく たださりげなく 声かけて こんなに深い 友になるとは
4
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由良
生い茂る緑を透かす陽のようにサラサラ君の中に溶けたい
2
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桜園
戸をあけばほのかに梅の香りして見るにあまたの蕾膨らむ
28
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みやこうまし
深き夜に妻の下着を手洗いて干せば三日月あごをさしだす
28
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詠み人知らず
痛いような雨が滲み込む靴底に 怨みはないが踏みつけている
16
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詠み人知らず
深く長く引きこもる君のドアノブは 入学式と繋がっている
15
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いちにのパッパ
めずらしく早く寝た子を眺めいる変わらぬようで日々違うもの
9
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いちにのパッパ
お風呂から出てくるときの君たちと出会えたことが今日の幸せ
3
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いちにのパッパ
眠い目をこすって起きる姿さえ凛々しくもある卒園間近
12
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いちにのパッパ
ママのこと「若いおばさん」と呼んだときおうちの中はアウェイに変わる
5
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まるえふ
名前さえ歌の一部になれたならそれはあくまで究極だけど
8
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紫乃
古惚けた過去の人らは恋心脈を測って診たんだってさ
6
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驟雨
私など私なんかと言うよりも私だからとちょっと前向き
13
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木綿
天井にとまる羽虫を誰一人叩けず眺める一周忌の夜
15
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詠み人知らず
耐えてこそ蕾ふくらむ白梅の湯島の絵馬に春を祈りて
23
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みなま
告知より 日常消えて 真空の砂時計のなか 生きるあなたに
17
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とうへんぼく
小春日に障子の破れさくら貼る母の姿の影は今無く
9
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南 骸骨
麻痺側を支えて共に立ち上がる君の希望を知りし我腕
8
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恵
叶うとか叶わないとか云う前に気づいた時には恋に落ちてた
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