灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
閉ざす心の切なさよ開けば少しは楽になると大きなお世話
8
もっと見る
詠み人知らず
ふわり心の中に優しさが伝わってきては有り難く受け止める
5
もっと見る
聴雨
天ざかる鄙ににほへる花みづき月なき夜に月を待ちぬる
17
もっと見る
たみお
生真面目と 完璧主義とが 邪魔をして 等身大を こらしめている
28
もっと見る
奈月遥
そらとうみ 蒼と碧とが おなじとは このゆびはめた 石の青まで
7
もっと見る
香月
散りぬれば花は儚く落つるとも想ひ永久にと渡るものなり
21
もっと見る
水ノ衣
泥土に埋まるがごとく降る桜汚れ無きものやがては汚れし
26
もっと見る
詠み人知らず
明日には 帰ってしまう 子の為に多すぎだよね ケーキ八つは
4
もっと見る
美津村
会話絶え乾ききる部屋蒸気上げる加湿器の音たかまり聞こゆ
11
もっと見る
紹益
蓮華草 赤紫に 田を染める 蜜を求めて ミツバチが飛ぶ
24
もっと見る
みなま
愛してるどこにも行かず側に居て花咲き乱れるこんな季節は
12
もっと見る
へし切
向かい風ペダル踏む足たよりなく抗ひゆくは辛き歳かな
28
もっと見る
紙魚
耳朶濡らし注ぎこまれた息遣い まるで痺れをあたえる毒薬
4
もっと見る
美津村
指先の切り傷の血を舐めてやる指軟らかし塩加減よし
9
もっと見る
みなま
菜の花の大和川越えしさかいの地ミュシャと晶子が吾をむかえる
6
もっと見る
たみお
幸福は 外に求める ものでなく 内から発して いくものである
9
もっと見る
詠み人知らず
泣いてたら犬が泣くなよと寄ってきておいおい泣いたら涙を舐めた
7
もっと見る
南美帆
疲れてて会いたい気持ち天邪鬼言葉の棘は自分に刺さる
9
もっと見る
詠み人知らず
いつの日か内海に還らむ父母も待つ人もなくなつた頃合ひ
8
もっと見る
へし切
花ミズキ君が紅差す色に似て去りし時を想ひて見惚れて
26
もっと見る
[1]
<<
4539
|
4540
|
4541
|
4542
|
4543
|
4544
|
4545
|
4546
|
4547
|
4548
|
4549
>>
[4549]