灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
梅田から地下鉄に乗り難波まで ただ一杯の拉麺のため
14
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みなま
鍵盤においたコードを弾く指の跳ねあげたほかの爪が愛しい
7
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あかる
よちよちと歩むわが子の手をとりて 背をかがめたる君がいとしい
6
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日向猫
澄みきった素直な瞳が見るものは未来に向けて拓かれた道
33
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奈月遥
ここにいる ここにいるよと いとしごが 胎をけるたび 生きるときめる
11
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洩矢転石
斬新なアイデアなんてなにもないただ目をみつめ想いを告げる
5
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詠み人知らず
水面下 うごめくものは 善か悪私は全ての 真実を疑う
1
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九鬼倫子
まばたきがうるさくなって橙の北極星を手で探る夜
11
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五穀米
籠り入る日々に緑は輝きて否が応にもその色を知る
4
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ウル
ここはもう鍵のかかった密室で殺してくれるきみを待つのみ
3
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は る
巡るめく 君の思い出 懐かしく 静かに伝える ありがとうねと
4
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五穀米
血を吸って命を得たる我が剣はいまいましくも明日を待てぬ
3
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恣翁
白蛇の尾を引くごとく 川下の闇に 消えゆく瀬の滾りかな
44
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cancer
薄墨の空ごと好きになってしまえりあなたの「好き」を聞いた夕刻
5
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海の月
水替えし清らな槽の草の陰 つぴつぴとメダカ十五ひき泳ぐ
18
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美津村
遅れがちの妻を返り見かへり見つつ春の野道を散歩するふたり
29
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大埜真巫子.
不安な日 大きなものに つつまれて 安心をする 遠くに行ける
21
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たみお
気心の 知れた奴らと 割り勘で ランチセットを 分け合う休暇
7
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へし切
逢いたいとこころの中に聲かける愛しい故に淋しい故に
50
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みやこうまし
抗鬱剤のんで胃腸が楽になる 精神科たずね正解だった
13
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