コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
桟を縫ふ糸筋のごと刺さりては 尻と託ち顔 晒す猫
7
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灰色猫
菜の花とミツバチみたいな関係でしばらく風に吹かれませんか
24
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灰色猫
菜の花の涙がたまる器へと夏のオリーブぶっかけてやる
21
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灰色猫
オリーブと塩をふりかけ菜の花にかがやく海の魔法をかける
34
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幸子
果てしなき整理整頓見通しのつきて机に地平線見ゆ
16
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幸子
明けきらぬ薄暗がりに漂いたる舟に揺られつ歌うアヴェ・マリア
11
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幸子
今日も良いお歌たくさん味わった 遊び尽くして夕日の子 我は
15
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幸子
透きとおる氷の内に籠められつうねりきらめくマーブルの華
16
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詠み人知らず
星型とハート型のピノ二つとも出てきた一箱きみのおみやげ
5
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詠み人知らず
塞がれて立ち往生を歯噛みする唯今回線混雑してます
5
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詠み人知らず
衣通し薫る光を発すひめ汝れがこころは何を美と見たか
5
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詠み人知らず
狙われない街に夕陽が強襲し卓袱台のあった部室へ沈む
6
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詠み人知らず
虎の子の心でまひるの月を見る触れはしない文字を打ちつつ
7
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藍子
街路樹のけやきの緑その下に残されている名残り惜しき葉
17
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藍子
通勤の列車の中で見るスマホ隣を覗くと同じ画面か
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藍子
歯の欠けるように少なくなる家族空き部屋の数子供と同じ
11
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藍子
病院と言う名の檻に閉じ籠る世間の風に汚れぬように
14
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藍子
子を想う母の心も知らないで我がままいっぱい気ままな娘
11
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幸子
友人があれやこれやと世話焼くも罪の露見をおそるる彼には
5
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幸子
飛鳥山の緑湧き立つ 鈍色のあやしき雲と風に煽られ
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