詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
野々花
鉢植えの私の苺狙ってる奴の名前は憎くきムクドリ
16
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へし切
五月雨の音さへ愛し思ひ寝にひとり音を聞く夜半の床かな
34
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へし切
この白き都わすれの花かげに偲びしひとの面影を追ふ
34
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へし切
あしひきの山ほととぎす汝が鳴けばさらぬ別れのひとぞ恋しき
34
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詠み人知らず
気負わずに ハードル下げて生きりゃいい 存在価値は誰もが持ってる
22
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tasuku
限界と諦めるには悔しくて逃げるが勝ちにしたくない意地
15
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安井シンゴ
さみだれは梅雨のことなり今日の雨 誰に云うでもなき傘の下
12
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千映
朝食の前にご機嫌伺いす樹木医気取りの吾の愉しみ
13
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野々花
早朝の玄関先に声弾み玉葱下げた翁が笑う
23
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灰色猫
猫の目の水晶体に育ちゆく胎児はオッドアイを宿して
15
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大上
連な蟻池の間際を掠め取り前後倣ふて列に殉ずる
8
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へし切
春過ぎて山の緑はうすくこき今日よりかへる夏衣かな
33
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灰色猫
轟いて散りゆく花火ひと夏の恋の残響として短い宴
18
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灰色猫
夜芽吹く黒薔薇の底燃えているマグマの焔は香りを持たない
21
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恣翁
石組みを伝ひ 落ちたる遣り水に 蔓延る ハートのユキノシタの葉
19
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夕夏
かわいいだけじゃひろわれぬみちわたるけむしとかめのはるのみちゆき
4
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木タロー
あられもない姿をさらして寝るキミをKEEP OUTのむこう側へと
10
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詠み人知らず
人魚なら 光る鱗をひとつ剥ぎ あなたの胸に縫い付けるのに
24
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詠み人知らず
やりきって 導きだされた答えなら 後悔なんて あるはずもなく
23
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へし切
山里に五月来ぬとてほととぎす汝が鳴く声に揺るる藤波
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