吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
ながさき
退院を 祝う歌あり 目出度しや 君の勝利を 歌で飾らむ
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石川順一
鳩逃げぬ容易に飛ばぬ草原を撮影したり真夏の日差し
16
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滝川昌之
長男の一人暮らしの申し出に テレビの音が急にうるさい
27
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秋日好
熟れきって枝に残った実のひとつ見上げる狐は舌舐めずりで
19
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秋日好
ヨーコ愛づ恋の底値は計れない世に問う差異の堰は緩まり
14
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サヤ
鯨には乗れないと知る少年がくじらぐもへと抱く憧れ
7
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藤久崇
忘れられし 人らも会うや 世々を経て 倶に築ける み仏の山
16
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灰色猫
絶えたこと繋がれたことそれぞれの進化史上に雨が降ってる
16
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灰色猫
老いてゆく抗うことも諦めもすべて呑み込み濁流にある
18
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灰色猫
闇に咲き闇にしおれて流されるわたしの歌は水のようです
21
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萱斎院
世もふれば蝉のこゑすら絶えにけり あきのほのめく苔のうは風
9
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葱りんと
オレンジに 黒の斑点 オニユリを 可愛く思う 経験値増え
12
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あゆか
灰色の猫ちゃんは短歌が上手い 「初めて」はどこかにあるんだよ
13
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千映
靴箱の裏に上靴隠す君買えない口惜しさ 知ってるからね
9
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己利善慮鬼
今痛む胸の何処かに住んでいるあの日隣で笑った君が
9
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サヤ
人間に邪魔者扱いされるけど蟻には蟻の生き方がある
7
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まあさ
強烈な 日射しに降参 向日葵が うなだれている 処暑昼下がり
19
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まあさ
鈴虫が きよらな声で 太陽に もう秋ですと 訴える朝
22
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KEN
踏むごとに想ひ流せば小雨坂濡れて響くや秋蝉の声
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KEN
女郎花独り咲きにし廃屋に涙つむぎつ蜘蛛が糸編み
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