詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
幸子
幾度もの春の記憶が歓びの波涛となりて胸に打ち寄す
15
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新座の迷い人
童時に 影踏みしては 戯れて 子供の遊び 失せてしまうか
10
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新座の迷い人
かぐや姫 月世界より 迎い来て 月に帰りて 探索出来ず
8
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うすべに
あの人の香りとまがう梅の花 探して迷う春の夜の闇
17
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うすべに
鳥も来ぬ荒れ果てた庭 山寺の 咲いた白梅苔むす枝に
13
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横井 信
予報より早く降り出す雨の夜 まだ鶯の声を聞けない
15
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横井 信
たなびいた雲の向こうの春山へ小鳥の歌は目覚めを告げる
16
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横井 信
今日もまた僕を照らして凍えてる月にも届け春のそよ風
17
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KEN
濱邊より 逃れし人も 立ち行きて しづむ小窓に 燈る古梅
15
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KEN
枯れ草に 埋もれ哀しむ 棚田にて 誰を呼ぶかは 鳴き交ふ雀
16
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もみじ☆彡
春風が 心地よいのは 萌え出づる 命の気配 はこび来るから
17
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滝川昌之
ボス猫に浮気の虫が疼き出しニャーゴニャーゴと春の夜会よ
21
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灰色猫
春風と淡い月とが恋をして生まれた桜が散ってゆきます
18
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灰色猫
星々を着飾りながら冬の夜の月がわたしに恋をしている
17
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灰色猫
悠久の月が生み出す生命のひとつが君の命であること
17
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夢士
開け放つ窓より聞こゆ沈丁花あさの陽きらり葉先の雫
10
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夢士
虫のごと駅前広場人の群れスマホ見る顔みな同じ顔
13
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夢士
花開き香り立ちたる沈丁花心知らずや吹き降りの雨
14
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恣翁
夕闇に 鐘を合図に 一斉に点り初めける 家々の灯り
19
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恣翁
薄暗く 廂を 永く沈めたれば 雪解の滴 音は未だ止まじ
18
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