詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
街路樹の 赤い葉散らす 風浴びて 進める歩み 西日射す街
17
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inosann
秒針がチクタクの音に伝え来る人生の重さ 日曜の朝に
24
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inosann
「さくれるな」とおどけてみせる父を見てふざける吾と母が笑いき
18
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千映
水茎という焼き物にカイツブリ琵琶湖ブルーに可愛く映える
17
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千映
温かき心持ちあうボラ仲間と寒さも忘れ忘年会終え
9
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ふじこ
泥濘に隠るる涙掬いあげ胸に抱くか乾き砂子よ
16
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葱りんと
刺さるよな 時雨はいっそ 雪になれ 赤も黄色も 白で鎮めて
16
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葱りんと
家猫に 成った野良は 安心し 愛想仕草も 減ってツンデレ
11
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半格斎
霜月の半ばなる日や初雪の 積をすくいし たなごころかな
20
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へし切
一面の紅葉に寺はつつまれて見下ろす景色くれなゐの海
26
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inosann
庭先に明けても暮れても水を撒く猫の糞した砂利を目掛けて
16
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灰色猫
言葉では届かぬものを越えるためぼくらは肌を持つのでしょうか
21
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灰色猫
この胸の痛みが君を呼んでいる風であるなら撫でてください
20
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ラベンダー
ついに来た 「西高東低」「北風」と 天気予報は 冬の様相
22
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夢士
今冬の予報聞くたび寒くなるおでん燗酒言の葉ならべ
18
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石川順一
熱きお茶知らずに口に入れて居る愚行の夕餉芋の天ぷら
17
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滝川昌之
朝届く林檎を一つ仏壇に箱から父の生家の匂い
30
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詠み人知らず
真夜に聴く心拍数が減るごとく弱くなりゆく秒針の音
20
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inosann
独り住むアパート探すひきこもりがまず気にするのはパソコン環境
21
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へし切
願いはね 愛しき君が傍にいること 唯ひとつ それだけなのに
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