吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
inosann
切られて後ミラー向けられ「どうですか?」と問われても最早髪は戻らず
24
もっと見る
アキラ
夏終わる景色を見せて夕方はひぐらしのなく夕陽は赤し
3
もっと見る
夕夏
もくてきのあってたてたるはこもののふたをあけたらきぼうさえない
4
もっと見る
滝川昌之
雨ごとに小さくなった夏の背をおくる茜はトンボか空か
23
もっと見る
千映
この冷やし中華が今年の最後かも思って食めば美味しさが増す
13
もっと見る
千映
長雨もジュウニヒトエは元気です吾に挑戦状叩き付けてる
10
もっと見る
へし切
秋空に白き木槿の一日花 清しくもあり 愛しくもあり
22
もっと見る
石川順一
しんさんは有田みかんを懐かしむ紀州藩主の頃を夢見て
18
もっと見る
新座の迷い人
訪なへば ビール置き場に 急ぎ行き 「さあのむべや」と 兄が微笑む
8
もっと見る
秋日好
金色の鯉の幼魚は先住の金魚に構って欲しそうに見ゆ
22
もっと見る
秋日好
西空に理想通りの三日月が日没追いかけ同衾狙う
20
もっと見る
秋日好
七千円特売飛び付き連れ帰り組み立て試す新芝刈り機
15
もっと見る
滝川昌之
潮焼けのデッキシューズを裏返し何度払ったこの夏の砂
34
もっと見る
滝川昌之
ネガフィルムケースに詰めた朝顔の種はまた来る夏の被写体
26
もっと見る
詠み人知らず
じゃんけんで勝てば登るる階段で ナッシュ均衡知らねど勝利
12
もっと見る
詠み人知らず
職人の手技冴えたる波斯絨毯 精緻極むる忍冬文かな
19
もっと見る
詠み人知らず
逸れては 泣き惑ふ子を抱きなば 吾ならなくに 責むるがに見ゆ
12
もっと見る
リクシアナ
黄昏に泣く子抱きて口ずさむ月もまどろむ白秋の唄
28
もっと見る
リクシアナ
季分かつ蒼き時雨を見送れば雲間に開く秋の青空
25
もっと見る
灰色猫
波際で戯むる君の足跡をひとつふたつと拾っていくね
20
もっと見る
[1]
<<
440
|
441
|
442
|
443
|
444
|
445
|
446
|
447
|
448
|
449
|
450
>>
[499]