コタローのお気に入りの歌一覧
千映
東芝の初期炊飯器懐かしむ母の瞼が上に上がる眼
10
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恣翁
日盛りの路地に 敢へ無く潰えぬる 切り石積みぞ 焼けて遺れる
17
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つちだゆういち
梅雨入りて霖雨が互い阻みしも雨ニモマケズ会いに行きます
7
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つちだゆういち
恋の果て膚受の別離と解ってまた何故に人妻恋する我か
7
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つちだゆういち
不貞故破局の後に残りしは恨み辛みと妬みに嫉み
7
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つちだゆういち
言われしは和歌の出来栄えそれよりも猫の一言可愛く愉快
10
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つちだゆういち
無様なり耳を塞ぐも追う声が死んでも無様生きても無様
12
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こぐまじゅんこ
くったくたに疲れてごろんと横になる雨音が耳にやさしく届く
10
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こぐまじゅんこ
歯医者さんに虫歯を治しにやってきたはるくんがんばれ泣くな男だ
5
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こぐまじゅんこ
占いの本をみながら暴かれた私の心の裏側を知る
7
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こぐまじゅんこ
ボリュームを上げて聞きたい曲がある無性に自分が嫌になる夜
5
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こぐまじゅんこ
荒れている子どもの心にふとともることばをかけたい魔法みたいな
28
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こぐまじゅんこ
部屋にいてジャズを流しているだけでおしゃれな気分になれる不思議さ
10
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西村 由佳里
ピラティスに行って良かったそのあとのランチの場での経験話
5
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滝川昌之
雨呼べば阿夫利神社の参道の独楽を数えて雲登りくる
24
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滝川昌之
技巧派の老鶯でしょうか ビブラート スタッカート をけきょけきょ刻み
20
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滝川昌之
留守番で父の日なのか俺宛のアマゾンが来て一人受け取る
24
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滝川昌之
危機管理学部のゼミの卒論のために与えた生きた教材
19
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滝川昌之
駅前の軍艦マーチとハイライト 煙の向こうの父を偲んで
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ななかまど
じゃがいもの花の畑に草を取る手ぬぐいかぶりの母呼ぶような
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