猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
さる
くくり猿 五つつなぎて わが友が われに贈りぬ 無難祈りつ
4
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粕春大君
東雲の野分の風にすゑ伏せる萩の花散る雪のごとくに
16
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粕春大君
たまきはる三千世界を言問はば泥土に濡るるひとひらの萩
16
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粕春大君
行き合ひの空に涼風吹きそへり天地はじめて粛然とせむ
16
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さる
只管打座 文字不立と 説きましし 道元禅師 逝きしけふなり
2
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悠々
濃イ闇ニ何ヲモトメテトブ螢ホソキ光ハ「く」ノ字ヲ記ス
8
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粕春大君
女郎花なびきもあへで立ちたればわが身ゆだねむこの秋風に
17
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粕春大君
秋の夜のさ山が裾を吹く風は真葛が原のうらみなりけり
7
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粕春大君
ながむれば生々流転の世なりけり法師蝉鳴く秋の夕暮れ
15
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粕春大君
現世の夢より覚めてなほ惑ふ吾か胡蝶か胡蝶か吾か
7
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猿
年の瀬にほころぶ笑顔みつめしは伸びる寿命のありがたきかな
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悠々
オリオリノ宇宙ヲウツス歌鏡ミソヒトモジノ言葉磨キテ
9
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粕春大君
暑き夜に響けわが歌かき暗らす闇を明かせと響けわが歌
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粕春大君
秋の田の風に向かひてたたずむは穂波に泳ぐ案山子なるらむ
15
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粕春大君
月のたつ夜はわびしけれ闇に臥しわが身ひとつを手枕にして
18
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さる
噛みついて くちづけをせり 初夜の床 思へば初心な 五十年前
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粕春大君
鶏頭の十四五本もありぬべし六尺の先に赤き波立つ
7
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浅草大将
我が恋は磯の栄螺の壷焼きの焦がれて果ては身も蓋もなし
15
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浅草大将
ふしみには女郎花こそまたよけれ男山にぞ何を欲るべき
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粕春大君
夕さればそよ吹く風の涼しきに峰霧わたる秋は来にけり
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