河のほとりのお気に入りの歌一覧
紫草
人戀ふる想ひが見せし背のびして わが部屋のぞく百日紅かな
30
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芳立
銀杏樹は朽ちたふるとも千五百秋燃ゆる謡ひぞ風に消えざる
8
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半格斎
見まほしき耳納のもとの黄金田やいつ行かるるか我妹の里に
15
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悠々
花巻の里にねむれるうたびとよいまこそ歩め瓦礫の村を
21
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ケンイチ
さだまらぬこころを連れて夕光の染む空高く秋わたる風
17
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たんぽぽすずめ。
歯磨きを君の速度に合わせつつ内緒で思う口づけの味
8
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さる
ためらひしおのがこころに迷ひあり十六夜の月なみだ誘ふも
7
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たんぽぽすずめ。
もう秋のシックな服が満つ店で想うこの世に一つのルージュ
17
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まるたまる
秩父産プラムのジャムの甘いこと製造者欄のシマさん思う
8
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まるたまる
山岨に月は光りて慰むる我の心も駅舎も照らし
13
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九十九里朝臣胤氏
あなたとの メールを交はさぬ 三日間 その三日だに 千年過ぎむや
4
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芳立
夕さればあづまのかたに雲積みて聞くらむ雨の音ぞゆかしき
19
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みつば
赤い、紅い ゆれる、ゆれるよ 百日紅 あれが誰かの血のはずないだろ
3
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みつば
ただ、そっと壊れてくだけ 流星群 こぼれたそれが君に降るよう
6
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詠み人知らず
結局は惚れた者負け君に抱かれない週末なんかいらない
3
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今村りいこ
白い服軽やかに脱ぎ少しだけ日に焼けた肌きみに見せたら
3
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高島津 諦
みんなから認められたいわけだけど見せられるものが傷痕しかない
4
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今村りいこ
秋咲きの菊に花芽のついてをり小さく堅ひそに謝を述べり
6
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みやこうまし
図書館に作れぬ意味が吹き溜まる行き場無くせし昨日の戦士
9
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白亜
月影にきみを偲べばほのかなる想ひ織りたし 夜の靜寂に
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