KENのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
購買欲あおる心の隙間をつく高齢者向けに溢れる広告
12
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幸子
腸壁の絨毛一本一本が歓喜し栄養吸い込んでいる
15
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幸子
ありがたい 突発的に降ってきたピンチを紙が預かってくれた
15
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幸子
紗の薄きカーテンのごとき鯉の尾のスローモーションでひるがえるかな
22
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うすべに
アルバムにきみの笑顔と古い夢 まだ燃え残る遠いあこがれ
12
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もみじ☆彡
「ようきたね」 火鉢の前に 大祖母の 今もいる気が する初春よ
18
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夢士
娘から四人の孫へ渡りきてお疲れさまと迎える晴れ着
16
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横井 信
温かいスープの湯気に迎えられ剥がれ落ちてく冷たいしずく
11
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由縁
物書きと自ら定めた枠組みで父母蘇らせ生い立ち語る
7
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由縁
弁天の膝元泉で水みくじ 病良くなると喜ぶ夫は
7
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由縁
撫でていた山羊の頭突きを受け孫は 泣いてすがる気弱だった息子に
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由縁
松取れて簡素な食卓賑わすは 戻った子らが残すエピソード
10
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滝川昌之
寝てばかりいた老犬が吠え出して番犬時代の任にうなされ
15
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秋日好
バス停に立ち尽くす女みすぼらし熱きコーヒーくれる殿方
13
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秋日好
「働くぞ」意欲に満ちる日に限りバスは私を出勤させない
13
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秋日好
変換が筆者に背く雨の午後至極当然拭って不埒
10
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秋日好
国民の総投票のその前に済ますべきだろシミュレーションは
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inosann
眼中に猫しか見えないかのような義母の抱擁 黄昏の時
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灰色猫
炊き出しのおむすびまでも凍りつくそれでも笑った未来を信じて
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萱斎院
遠き春 つらき時雨に濡るるとも 古りずもにほへ我が宿の梅
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