コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
本気出し誰かを真似てもしきれずに ズレちゃう部分がその人の個性
18
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詠み人知らず
常なれば たやすく開く蓋なるに 生爪剥ぐや 疲れたるらむ
10
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詠み人知らず
あかときの清けき露を身に受けて 玻璃細工のごと 花びら透けたり
18
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萱斎院
いづかたへ行きすぎぬらむほととぎす 蝉のこゑのみ夏野におきて
16
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萱斎院
逢ひ見しも昔がたりと恨みわぶ 世の中ならば知らざらましを
9
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恣翁
不機嫌な犬 徒らに狂ほしく 隣の庭に 月に吠ゆらむ
18
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恣翁
夏の色 緑に染めて木下闇 油蝉こそ 暑苦しけれ
17
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恣翁
沈みぬる夜を 濛々と潜めたる垂水のごとく 火輪落ちなも
21
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恣翁
玻璃窓に見ゆる 凋める叢菊に 息吐かせたく 驟雨だに来な
20
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恣翁
嘴を振り立て 枝を飛び移る鴉 悪戯な瞳凝らせり
23
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幸子
酷暑にてふらつきし足久びさに地力出してしかと地ぞつかむ
17
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幸子
緑から赤へと駆けるグラデーショントマトは真夏めがけ連なる
23
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幸子
ちらほらと発声練習しはじめる蝉に猛暑日予感する朝
21
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夢士
太古の実薬師の池の花開く大賀の蓮や文月の声
21
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夢士
西日差す小部屋に在りて汗拭う流す水洗湯気の立つごと
14
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夢士
東に昇り来る月三日の月赤く染まりて太りゆく月
15
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石川順一
換気扇切つて無いので母を呼ぶ就寝直後の母は降り来て
14
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幸子
丈高くなりてどうするハルシオン巨木の森は黙し語らず
22
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幸子
うっかりと窓際にいたら喉渇き車内で失礼水分補給
12
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幸子
青き柿身も固けれど猛暑耐へ情熱の色蓄へつあり
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