吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
灰色猫
深海へ帰るのですねお月様ひとりぼっちの鯨を連れて
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灰色猫
柿として生まれたならば吊るされて人の処刑を受けねばならぬ
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灰色猫
灰猫に影響されて詠みだしたパパの短歌が歌壇で佳作
28
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詠み人知らず
思ひあまり そなたの空をながむるも ただ秋色の風のそよぎて
19
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詠み人知らず
作品は作者と読者の感性の 融合ありて完成するとや
20
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サヤ
「ねばならぬ」思考のクセが邪魔をして私自身を生きにくくする
11
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サヤ
夢の中パパに会うらし幼子は顔も知らない父親語る
11
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サヤ
冷たくて白くて硬くなった君 僕は最後のくちづけをする
12
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ラベンダー
ふんわりと 優しく強く 飛んでゆく とんぼ乗る風 稲穂を揺らす
24
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Chico
らしくあれ メモに殘して眠らせる ジュウトウホウとサンマのヒカリ
15
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Chico
秋深み 沈思默孝する胡桃 云はずもがなの未來のことなど
18
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へし切
道ならぬ恋をし恋ひば山の尾に枝折りもあらで行き迷ふかな
22
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灰色猫
手がでかい「お前ベースね」そう言われやっぱりギターがテレキャスを買う
14
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灰色猫
あどけないこゆびとこゆび誓いあう指切りげんまん死ぬまで秘密ね
17
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灰色猫
絵としての文字を綴って少年は鳥という字を空へと放つ
28
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詠み人知らず
シトラスのいと爽らかなる香をかげば 昔の人のシャツ思ひ出づ
18
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詠み人知らず
眺むれば 辛き里人多くあり 月仰ぎつつ うら泣く子猿
12
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詠み人知らず
噎せながらタバコの匂いに蘇る キスの苦さと甘い溜息
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び わ
庭の柿雨に濡れつつほんのりと赤く顔染め秋をつげおり
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蔓葵
ささ舟のうきよを渡るかひなくて月のまにまにたゆたふや君
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