KENのお気に入りの歌一覧
蔓葵
もらさじとしのぶる袖の玉水にたまゆらやどる夜半の月かげ
22
もっと見る
リクシアナ
鉄路凍てダイヤ乱れる冬の旅君とはぐれるホワイトアウト
23
もっと見る
横井 信
柔らかく冬の朝陽に延びてゆく影に隠れた小さな花壇
14
もっと見る
滝川昌之
厚底のブーツの熱も吸われては凍てる大地の無慈悲を嘆く
23
もっと見る
灰色猫
春風に君を偲んで詠えども桜のように微笑むのみで
23
もっと見る
河のほとり
おもかげの花のさかりにあくがれてあらし冴えたる峰々の雲
15
もっと見る
新座の迷い人
対岸で 手を振り 微笑んで 妻を残いては 逝けぬ悲しさ
5
もっと見る
秋日好
コーヒーのお礼に置いた鉢花はドアの外からどこか内へと
13
もっと見る
秋日好
芝を刈る水をやるとの語も知らず二次に向かった大学受験
11
もっと見る
コタロー
美味いもの腹一杯に食べてやるそんな氣持ちで短歌を詠みぬ
7
もっと見る
コタロー
小夜更けて朧げなりし一日かな音樂聽きつ夢に託さん
9
もっと見る
リクシアナ
吹雪く朝ポイント不転換と聞く茂尻に凍つる二両編成
17
もっと見る
うすべに
木の間から 時雨の雲にせわしなく 翳っては照る冬の十五夜
13
もっと見る
横井 信
ひとめぐり街を歩けば満月が雲のはざまに明るくのぞく
17
もっと見る
滝川昌之
欲張らず切手シートが二、三枚当たればいいと合わせる数字
20
もっと見る
灰色猫
握りたてお寿司ほんのり温かくネタはとろとろしゃりもほろほろ
18
もっと見る
露草
なにもかも化身に見えて亡き君は吾の瞳に宿る住人
20
もっと見る
月虹
触れられた場所から熱を帯びてゆく君と二人で浸るウイルス
88
もっと見る
へし切
哀しみをかさねのり越へ人なれば 強く やさしくなりぬものかは
21
もっと見る
うすべに
霜深く 御蓋山から細い月 明星は待つまだ藍の空
11
もっと見る
[1]
<<
427
|
428
|
429
|
430
|
431
|
432
|
433
|
434
|
435
|
436
|
437
>>
[593]