詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
行中納言中将知師
顏も出ででいざよひの月雲隱れ 身を迎へぬは怨みあるらむ
4
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行中納言中将知師
有明の月をあはれと慕へども 雲の扉ぞ我を拒みつつ
6
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へし切
川筋に背丈も勝る荻の原 鰯の雲にはや秋の空
27
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石川順一
てのひらで全重量を支えんと思うバカなり長期休暇は
14
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石川順一
誰も居ぬ犬山行きの電車乗り名古屋経済大学へ行く
8
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ななかまど
農人に勤務評価は無いけれど秋の実りが査定と賞与
10
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滝川昌之
「何食べる?」 たまに外では俺が聞き 家では何度も君に聞かれる
22
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あゆか
灰色の猫ちゃんは短歌が上手い 「初めて」はどこかにあるんだよ
13
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吉野 鮎
ひと夜花ま白を咲かせ黒き蛾の妖し光る目夕闇に誘ふ
22
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秋日好
掘り下げて底を眺めて横に積む土くれ蹴って俯いている
20
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秋日好
熟れきって枝に残った実のひとつ見上げる狐は舌舐めずりで
19
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ふじこ
秋空を自由気ままに飛ぶ鳥の翼に宿る新しき風
17
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inosann
縄文の足跡のこる水田の一歩一歩が今まで続く
21
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まあさ
熱帯夜 先祖から聞いた 話とは 違うとコオロギ 困惑の声
22
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詠み人知らず
タイオペゆ 帰国した友 空港で 開口一番「ものすごい湿度」
10
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詠み人知らず
迫力の競技カルタを 見行はば 百人一首の歌人 目剥くべし
15
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詠み人知らず
暉暉たるに 真水を温み 童らや 騒がしき声 水浴びるらむ
20
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灰色猫
闇に咲き闇にしおれて流されるわたしの歌は水のようです
21
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灰色猫
老いてゆく抗うことも諦めもすべて呑み込み濁流にある
18
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灰色猫
絶えたこと繋がれたことそれぞれの進化史上に雨が降ってる
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