卯月のお気に入りの歌一覧
那珂由比
がじゅまるに護られながら眼を閉じておやすみ、ひかり、おやすみ、せかい
13
もっと見る
MK2
幻想の天気予報は猫の夜 少年少女が家出をする日
11
もっと見る
8月24日生まれ
いつだって私一人が残される とても悲しい花いちもんめ
15
もっと見る
那珂由比
チューブから盥に落とすビリジアン鉱物の海に沐浴すべし
7
もっと見る
ほとり
かなしみはこころの底にしみこんで深く冷たいみずうみになる
6
もっと見る
音波
はじめまして神様 私が一日をぶじ生き延びてがっかりですか
1
もっと見る
るち
気が狂うような夜中の切なさを君は笑ってくれますように
4
もっと見る
宇津つよし
神様はなぜ僕たちに差をつけたガラスケースに鼠が二匹
9
もっと見る
鹿男あほでよし
これほどのこれほどまでの 絶望がありふれていることが絶望
2
もっと見る
音波
この星があんまり早く回るので明日のことがもう懐かしい
11
もっと見る
伊織
さみしさを持ち運ぶのに飽きたので 携帯電話を探さない朝
24
もっと見る
詠み人知らず
雨音が吾の不安を加速する ダイジョウブカナ キミノココロハ
4
もっと見る
竹本未來
銀色の夜にたなびくメンソール信号機だけ息づいている
18
もっと見る
南 葦太
間違っていない僕らは楽園を目指すいつでもまたいつまでも
6
もっと見る
水瀬まどか
原材料 カカオと夢と愛と嘘 混ぜて固めて頂きましょう
4
もっと見る
ほとり
今はまだ書きあげていない小説の終わりをどこか予感している
4
もっと見る
文月郁葉
あなたへの返事を はい に決めた朝シロツメクサも風に頷く
19
もっと見る
由良
シロナガスクジラのような雲ひとつゆったり泳ぐ空はまあるく
8
もっと見る
ふみまろ
顔以外麻痺で動けぬ病床で父は笑った初孫を見て
17
もっと見る
六田左足
隕石の走る刃をさし招きぼくはここですぼくはここです
6
もっと見る
[1]
<<
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
>>
[45]