澤木淳枝のお気に入りの歌一覧
粕春大君
邪を払ふ諸刃の剣腰に帯び武と美を兼ねて立つ花菖蒲
24
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粕春大君
さみだれに濡るるあやめの長きねをひとり眺むる夏の夜なれば
25
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水島寒月
春霞む新木場の海ゆく舟はひとすじ白き小波をひく
17
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水島寒月
ふり仰ぐ西の空なるひとつ星何をか我れに言いたげと見ゆ
7
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光源氏
ほととぎす逢はでこの世をすぐすとも夢は見しまし夏のゆふぐれ
26
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安奈
ドSとかドMとか気軽に言うけれどそんな簡単な物じゃないのよ
7
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光源氏
面影をかつみる人の花がつみ今宵かぎりの心をこめて
24
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聴雨
遠き嶺青田の波もうっすらとただ白く降る雨の向かふに
13
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聴雨
咲き初めて朱夏にこぼるる凌霄花この花道を君と歩かむ
21
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藍鼠
雨だれに磨かれるよう 紫陽花の青色深く甘く悲しく
10
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三沢左右
さがき山越えじと立つを越えむとてま低き石を一歩踏み行く
13
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島祝
父が手を離るる吾子の形見にて写真に今を留めおかまし
15
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島祝
あまをとめ藻塩焼く身は夏の音の波に心はいかで振えずや
16
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芳立
あをわたる風にたつ名やあをくもの白きあやめのおきつしら浪
14
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加祢
君のつむ花も今宵は潤み咲き何とも云へぬ色心音も
25
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平 美盛
浅き夢 深き想いが 交差する 浮世の恋は ままならぬかな
18
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光源氏
夜もすがら月影したふ涙川嵐にむかふ舟を見やりて
14
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恣翁
明け遣らぬ 朝靄の中 群舞する 幻想的な 山毛欅の樹々たち
27
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恣翁
沙場にて 朝日に向かひ 跪き 祈りを捧ぐ 遊牧の媼
27
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沙羅
この雨の激しさのなかに立ち尽くし内なる激情冷まし流して
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