吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
秋の蚊に日曜大工は邪魔されてペンキの他にキンカンも塗る
30
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半格斎
目覚めれば痛っ 痛いの言の葉がおはよう言の葉押しのけていく
11
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半格斎
青垣の山のふもとや稲の穗は 黄金ならまし秋風のなか
12
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サヤ
小説の最後のページ「フィクションです」知っているけど時々憎い
11
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inosann
親という縛りをほどき子供らの旅立つ背中ふたりで見送る
27
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inosann
やる事を「そのうちそのうち」と先延ばし「そのうち」一生終り行くかも
22
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まあさ
この夏の 悲しみ弔う ように鳴く つくつく法師を 聞く日暮れ時
25
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まあさ
秋蝉の 告白を聞き さりげなく 桜紅葉は 色付いてゆく
25
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石川順一
黒揚羽突然飛び立ち驚けば絶叫自然に出て来て居たり
13
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石川順一
簡単に撮影出来る揚羽かな子々孫々の為に飛べ飛べ
18
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明星
物も増え生活感の滲み出しやがてこんまり助けてなんて
5
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KEN
虫の音も日ごと細れば此岸にて久方の空初雁を待ち
18
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灰色猫
娘らは素足染めつつ葡萄踏む祝いの楽に奏でられつつ
25
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灰色猫
白髪の浦島太郎は砂浜でいじめられてるうみがめ探し
23
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詠み人知らず
渦巻が反転するを茫と見る 家事のひととき安らかなりけり
18
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詠み人知らず
夜の鳥も 安眠欲りて墓の中 ダガー突き刺し 結界張れり
8
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詠み人知らず
寂しさに求むるときは ひたすらに読みて忍ぶと 人知るらめや
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詠み人知らず
裏切りの美しき鷹 悪に堕ち 屍の山に築ける城塞
9
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大上
玉兎滿ちるさかづき永る星曇に呑まれど雅ともいへ
8
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大上
孤り宴あおる程にて進む醉ひ君はもう亡ど夜は更けつつ
8
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