KENのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
寂しさを癒す相手は親じゃない便りなき子の無事の不通よ
20
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夢士
昨日みた朝焼け空を今朝もみた「なあ朝焼けよ」明日も出で来よ
16
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新座の迷い人
福寿草 思い懐かし 可憐花 祖父が植えたり 思いが深く
5
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滝川昌之
稜線がかすめば緩む冷え込みに山々肩の力抜きおり
16
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inosann
愛猫にいつもの場所を乗っ取られ義母は彷徨う 居場所求めて
20
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灰色猫
美しい水の化身に告げられるあなたの前世は蛇であったと
23
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へし切
春かすみ立てるやいづこ山里の木の芽ははるの花もにほはぬ
21
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蔓葵
雪解けに花待つひまもなかりけりこよみのほかも春ぞ立ちぬる
12
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うすべに
春たちて 朝陽に消えるなごり雪 愛宕の山にかかる冬虹
19
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つゆふみ
婚姻を届けた役所で君は知る行方しれずの父再婚と
9
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つゆふみ
終電で帰ると君は寝ていたね隣に青い頭テカテカ
6
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詠み人知らず
風ゆるみ春立つ今日の香もうらら庭の椿もほんのり笑顔
13
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コタロー
冬の道必死に歩く人間を上から鴉カーカー嗤ふ
6
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へし切
成すべきは驕れる者の鬼やらい民の思ひの届かぬままに
19
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夢士
川魚の命はかなし冬びより銀鱗光る嘴の先
17
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灰色猫
からあげが歓喜の声をあげているその爽やかなレモンを浴びて
22
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横井 信
雨粒がぽとりと当たり引き返す風よやさしく背中を押して
16
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滝川昌之
豆に付く鬼のお面の不要さよかぶりし季節(とき)の重き偲びて
19
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蔓葵
この冬もはやくれなゐの梅の花かさねてにほふ雪のあけぼの
16
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由縁
草の陰雪は残れど暖かく 夜勤明けの夫床より這い出る
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