まあさのお気に入りの歌一覧
万陽
幼子と日々格闘し忘れゆく紅差すことも手荒れのケアも
14
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恣翁
雪の中ゆ 掘り出されたるごとき町を 爪掛け下駄の 新造ゆきけり
13
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愚と楽
あげたモノもらったモノの釣り合いを いつか整え むかえるオワリ
12
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愚と楽
常識のハンイにしがみつくために がんばってムリに 涙を流す
13
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淑乃さと鹿
はれの日に 桜の半襟 多く出し 包みたる葉は 深緑色
6
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淑乃さと鹿
後悔や 失敗ばかりが 目立つ日々 正は難解 生は一回
6
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灰色猫
艶やかな綺麗な御手を思い出す命日知らす白き蕎麦花
29
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灰色猫
骨壷へ焼かれた祖父の喉仏納めたよく晴れた秋の日に
19
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灰色猫
火葬場で焼かれた祖父の太き骨苦労を重ねた生前偲ぶ
19
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灰色猫
おじいちゃん幼き頃に買ってくれた本まだ大事に持ってるからね
17
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灰色猫
卒寿まで生きた祖父の大往生最後の見舞いで軍歌歌いし
24
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虹と星
飲み干したペットボトルに満たされた命に別条はない涙
3
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鍬乃呑
音がただ耳を突いてはぷるぷると脳を震わすひとり酒盛り
4
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詠み人知らず
たか なる ・・ きみの睫毛が震えてる むせる麝香に距離つめただけ
15
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詠み人知らず
旧友の便りのあるこそ嬉しけれ 患いゐれば何心地せむ
15
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詠み人知らず
見分けらる 動詞活用未然語尾 活用九つあるなり覚ゆ
9
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詠み人知らず
説明は万人に分かるようにせよ 言葉足らずで誤解を招く
10
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只野ハル
食介の要らぬ胃ろうの父ならばリハビリの時間に見舞いする
11
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只野ハル
転院し環境変わり訪ねれば我は違和感父は微睡む
16
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恣翁
びしょびしょの 雪解の道を通へれば 革靴の先ゆ 沁みにけるかな
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