ふきのとうのお気に入りの歌一覧
螢子
新緑の中に紅き葉ひろげいし猩々紅葉風に揺れをり
15
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ころすけ
美しい人は心の美しさ やさしいほほ笑み浴む昼下がり
12
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詠み人知らず
雨上がりの朝日をうけし楓葉が赤子の手のやうな葉ひらかせり
16
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光源氏
いとほしく想ひ重ぬる夜は更けて閨にひそむる淡き月影
19
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詠み人知らず
守つたるよと云ひて逝きし母が今もそばにゐるやうな氣がし泪す
27
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悠々
狂ひゆくきみの心に棲む鬼の怒りに吼ゆるさびしさ哀し
16
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詠み人知らず
昨夜降りし雨に櫻の散りしきてわが蹈む道は桃色の絨毯
14
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杏子
朝なみだ 夕方晴れたり 「おかえり!」と孫は帰宅す 「ただいま!」と 我
5
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悠々
演奏会に出逢いし恋のプレリュード永久に連弾すフーガとなりぬ
10
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詠み人知らず
懷かしき乙女の祈り彈きながら子どもらの笑顏思ひ出せり
21
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螢子
窓越しに木枯らしを聞く昼下がり春は何処におわしたまへり
9
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悠々
春なれや名もなき山の薄霞踊り子草は風にゆれけり
14
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水葉
揺らぎたれ心の奥でゆらゆらと灯火ひとつ安らぎとなれ
10
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詠み人知らず
空仰ぐわれを待ちしか山櫻ほろほろと散る毘沙門の森に
15
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杏子
「ママ ママ」と泣きじゃくる子にもらい泣くつぼみの桜 ためらいがちに
4
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栞
陽の溜まる場所に寝転び目を閉じてまったり春を独り占めする
4
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向日葵
幸せは分かち合うもの切なさは密かにそっと詠にするもの
9
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ころすけ
草の野にわれを残して往きたまへ 君に幸あることを祈らむ
16
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杏子
東京は 桜満開 映れども蕾眠りて 霜 降りる 朝
7
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光源氏
誰がために咲きほこりたる山ざくら君に問はれてうづむきよみづ
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