KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
草庵を抜けゆく風や茶を点つる主もあらぬ柴垣鳴らし
18
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灰色猫
青かりし父の残しし竹垣は今は朽ちつつ侘び寂びとなり
17
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灰色猫
茶を点つる音も途絶えし草庵のさめざめと泣く姫垣に雨
18
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うすべに
風ぬるみ 花芽をほぐす薄ぐもり ぼやけた影を踏みゆく散歩
16
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へし切
春の着る霞の衣うららかに花なき里に鶯さそふ
20
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滝川昌之
一度固辞二度の内示で諦めて辞令一枚どこへでも飛ぶ
19
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夕夏
うそだねでよむこともあるうたもありそうぞうすいそくはうそじゃない
6
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夕夏
つきなみにじじよみさけるりゆうとはかわらぬせそうつきなみだから
7
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コタロー
冬鴉樹々の高みに止まりつつ何故かくあーくあー鳴ゐてをるなり
6
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へし切
悲しきは県民投票なし得ても国に届かぬ海人の思ひ
19
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由縁
介護度の上り下がりに憤り 終には政府批判するコメダで
4
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コタロー
淀みたる池に釣り人絲垂らし風に吹かれて細波の立つ
12
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萱斎院
冬ごもり朽ち葉にかくる下みづの 流るるこころなど凍つらむや
8
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もみじ☆彡
木枯らしの わたる 狭庭に 山鳩の つがい餌をはむ さまこそあはれ
12
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もみじ☆彡
品定め きみの好みの チョコレート 今日はふたりで コーヒーお供に
12
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詠み人知らず
言葉狩り野党の常識どこにある政治の本質違えるなかれ
10
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うすべに
細雪 落ちた椿に薄化粧 遠くお寺の塔かすませる
21
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滝川昌之
男女とも意識しながら教室のチョコの行方は気づかぬふりで
14
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灰色猫
渇きゆくオアシスたちに弔いを勤めを果たした水辺に花を
21
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灰色猫
古に咲きし椿も落つ花も巡るまにまに春をまふらむ
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