吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
へし切
大層な知恵をかりてものうのうと浮かれていては おっと!危ねぇや
14
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へし切
己が身に反ると知らず愚かにも人は自然を壊して止まぬ
24
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真雪
夕焼けの茜に染まる教室で君が微笑む 時間が止まる
9
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真雪
銀河行き始発列車に飛び乗って二人の少年新たな旅立ち
9
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コタロー
錆び附ゐた自轉車倒れ草むらに夏は終はりて蜻蛉がふはり
10
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コタロー
まさをなる空に向かつて干す蒲團とてもふんはりいい夢見やう
9
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コタロー
狹庭にも小さき草がまだ殘り小さき蝶が飛んで來るなり
7
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コタロー
秋暑し川の流れのそれぞれの石の上にはそれぞれの龜
12
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こぐまじゅんこ
秋の午後ラジオに投稿してみれば楽しい返事にぷっとふきだす
8
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naotan
初めて茹でた落花生の薫り立つ今日はビールよりウイスキーを飲む
6
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千映
急激に色づき始めた稲の穂に胸なでおろす車の中で
14
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石川順一
長い夜眠られぬ夜を過ごしけり闇を切り裂く夜明け前かな
20
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滝川昌之
タマヨシという中華屋がありました 突然バイクで亡くなりました
29
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滝川昌之
訃報受け涙の堰は止めてある 家族に最後の様子聴くまで
23
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滝川昌之
友達で チャーハンめちゃくちゃ旨くって 週三ランチの親父が死んだ
20
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滝川昌之
男気で三日通えば学生の大盛はタダ問答無用
23
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滝川昌之
せっかちで払う前からつりを出す 客が合わせて札選び出す
27
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秋日好
いにしえの言語は和綴じに閉じられて現代用語はネットで変形
14
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秋日好
アルカディア留守にし弓の手負い熊見つけて飾れ澄んだ夜空に
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秋日好
クセジュとう問うこともなく人の世の何も掴めずただ過ぎていく
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