中野美雄のお気に入りの歌一覧
藤久崇
走るとも 駅にな着きそ かくままに ゆける緑を 今は見まほし
19
もっと見る
吉野 鮎
麥の穗の緑緑とたち空に向きはじまる夏の風を待ちをり
11
もっと見る
吉野 鮎
ほたる草朝に咲きて陽に萎る日陰の花の清しき群青
14
もっと見る
吉野 鮎
としごとに蒼深みゆくあぢさゐは夜來の雨に蒼ほどきゆく
9
もっと見る
吉野 鮎
鞠と咲く白紫陽花に降る雨の雫にゆれて色ます緑葉
7
もっと見る
吉野 鮎
線香花火のさまに咲く薄紅の額紫陽花に絹絲の雨
10
もっと見る
吉野 鮎
生垣の梔子の白朧たけて紋白蝶は香を散らし舞ふ
11
もっと見る
吉野 鮎
山肌を雪積むさまに咲き盛る白梅の郷きみが産土
28
もっと見る
もなca
真白なる梅花うつぎの清らかさひときわ映ゆる雨上がりかな
13
もっと見る
inosann
口ずさむテーマソングに心地よく妻がつっこむドラッグストアー
25
もっと見る
まあさ
梅雨入りの 支度を始めて いいかなと 鳥に尋ねる 六月の雲
22
もっと見る
kingface
みどり濃く光溢るるこの季をあと幾たびや迎へらるらん
6
もっと見る
kingface
春市場並びし鯛の眼が刺さむ何を見やるか足のすくみつ
4
もっと見る
kingface
何故につつじの花の桃色は愛しからずや明日散りぬやも
6
もっと見る
kingface
ちちははが命長らむ言ひたりし初物となるきうり食みたり
7
もっと見る
kingface
緑寿なるクラスの顔を覚ゆればなべて変はらぬ学生の君
5
もっと見る
夕夏
どこまでもどこまでもあるきたいならいだきつづけてもくてきのため
7
もっと見る
石川順一
バケツには玉葱ジャガイモ含まれて縁台の上剥き出しの板
11
もっと見る
藤久崇
人はみな ただの糞なり 穢れては この世の畠の 肥やしともなれ
14
もっと見る
石川順一
凍り付く御飯はレンジで解れない焼肉夕餉少しだけ頓挫
12
もっと見る
[1]
<<
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
>>
[47]