澄舟のお気に入りの歌一覧
秋日好
海峡を往きかう船が作る波レトロな港が奏でるカノン
25
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絮谷新
またひとつ町醫者消ゑて告天使墜つ 駐車場の空高かりし
29
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ゆうか
駅前を明るく染めしクリスマスツリー帰宅をせくもしばし眺めむ
10
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滝川昌之
母が手にクリームぬってくれた朝 北風なんかもこわくなかった
8
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リクシアナ
雪晴れの朝に煙はなお白く空に直ぐなる工場の息吹
28
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コーヤ
吹きつける冷たき寒風木は耐える芽吹きのときの喜びあるから
25
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コーヤ
目に見える輝き響きとらえては紡ぎ織るうた我が道程となる
23
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松本直哉
追伸のやうにひとつのミニトマト余白に添ふる弁当の朝
13
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えこ
スクリーンを見つめて静かに涙する君も映画の一部になった
13
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松本直哉
藍色に昏れゆく空をひとすぢの航跡しろくきえのこりたる
10
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優器ルミネ
見栄を張るビルの群れ達抱きしめるかなしいくらい青すぎた空
11
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絮谷新
玻璃窓に沈黙覆ひし昼つ方牀に移らふ冬の透き影
24
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只野ハル
手描きアニメの引きのように快晴の空を一機飛び去って行く
17
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朔夜
麺すする音のみひびく夕餉かな一人は社会最小単位
5
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詠み人知らず
蜜にまた蜜を落とせるごとく降るフロントガラスに雨の演出
21
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なかしぃ卿
縛られし絆といふ名の鎖から解かれたくて故郷捨てなむ
10
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松本直哉
背のびしてツリーに星をともす子の馬の尻尾の髪のゆれつつ
13
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松本直哉
末の子にくちびるよせて起こす朝頬の産毛のほのかににほふ
16
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寒月
藍空に冴え三日月の傾きて街を行く人みな息白し
9
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海恵ふきる
十一時過ぎにラスクを食べてるが昼より清くいきてるわたしだ
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